第9回 5月5日 こどもの日 Ngày thiếu nhi
「こどもの日」は子どもたちが元気に育ち、大きくなったことを祝うとともに、母親に感謝する日です。以前は5月5日は端午の節句(たんごのせっく)と呼ばれ、男の子の成長や幸せを祈る日でした。そして、女の子については桃の節句(もものせっく)と言って、3月3日がお祝いの日でした。
今は「こどもの日」として、男の子も女の子も一緒に祝います。
これまで見てきたように、4月の終わりから5月の初めにかけて、「昭和の日」「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」と祝日が続きます。これらの祝日の前後、またはその間には土曜日、日曜日が来ますから、合わせると1週間以上も学校や会社は休みになります。このころは春の花が咲き、木々は若芽を伸ばし、さわやかで気持ちのいい毎日です。ですから、この時期は「ゴールデンウィークGolden Week」と呼ばれ、北へ南へ、西へ東へと故郷に帰ったり、旅行に出かる人が多いです。
【説明】
*端午の節句
今から1200年も前から始まった行事です。庭に鯉(こい)のぼりを立ててお祝いをします。鯉は強い生命を持つ魚で、滝を登ると竜になり、その竜は天まで昇っていくという中国の伝説があります。子どもが元気に育ってほしいという願いがあります。
*桃の節句
女の子の健やかな成長を願う日です。桃の花は3月の初めに咲きます。桃の花には昔から、悪いものを遠ざける神聖な植物と考えられてきました。そのため、桃の花を飾って女の子を災いから守り、元気に育つことを願います。
また、昔、中国には川に入って、心の汚(けが)れを清める風習がありました。これが1000年ぐらい前に日本に伝わって来ましたが、紙や草で作った人形に自分の汚れや災いを移し、川に流して病気や災いにあわないことを祈りました。今ではひな人形を飾りますが、これは昔の皇居の中を再現したものです。