第1回 1月1日 元日 Têt nguyên đán
一年のはじめを祝う日です。家族がそろって「あけましておめでとうございます!」と挨拶をし、それからお祝いの料理を食べます。この料理には特別な意味が含まれています。
数の子(かずのこ)- 子供や孫がたくさんうまれるように願う。
蓮根(れんこん)- 穴があいていて、将来がよく見えるように。
海老(えび)- 腰が曲がるまで元気で長生きできるように。
黒豆(くろまめ)- まめ(一生懸命)に働けるように。
田作り(たずくり)- 田を作ってお米がたくさん実るように。
昆布巻き(こぶまき)- よろこぶように。
栗金団(くりきんとん)- お金がたまるように。
家の前には「門松(かどまつ)」を飾ります。門松は松、竹、梅の植物で作ります。松は冬も葉を落とさない緑の姿が健康と繁栄を意味します。竹は空に向かってまっすぐ伸びるので、成長を意味します。梅は雪が降る寒さの中でも赤や白の花を咲かせるので、希望を意味します。
子供たちにとってうれしいのは「お年玉(おとしだま)」です。これは大人からもらうお金で、おもちゃやお菓子など、欲しいものを自由に買うことができます。人々はお祝いの料理を食べた後、お寺や神社に出かけて、新年の健康と幸せを祈ります。そして、遠くにいる家族や友達などで会えない人たちには「年賀状」という新年あいさつの葉書を送ります。