第4回 海運 Đường biển
周囲を海に囲まれた日本にとって、海運は生活や経済を支える不可欠な産業です。日本の貿易量のほぼ全部、国内物流の約4割は船によって行われています。船は重量貨物の輸送に適しています。特に重要な港としては、横浜港、東京港、千葉港、名古屋港、神戸港、大阪港、博多港が挙げられます。これらの港は第二部第8回で取り上げた4大工業地帯(京浜、中京、阪神、北九州)と結びついています。例えば、千葉港では石油化学工業と関係が深く、名古屋港では自動車の取り扱いが多いです。日本の航空輸送は旅客の輸送を中心に発達してきました。主な空港としては成田、東京、関西、大阪、中部の五つがあります。そのほかにもほとんどの都道府県に空港があり、日本各地と世界を結んでいます。