第7回 日本の自然公園 Công viên tự nhiên Nhật Bản
上の「第6回 日本の自然災害」で述べたように日本は毎年、地震、火山噴火、洪水などに襲われます。きっと皆さんはそんな恐ろしい日本に行きたくないと思うかもしれません。しかし、そのような大地の変化があるからこそ、反対に美しい自然をも造りあげているのです。自然環境を守り、そして同時に人々が自然と親しみながらその地方特有の文化を体験できるように国立公園や国定公園が定められています。
国立公園は、北は北海道から南は沖縄や小笠原諸島まで35か所あり、国(環境省)が管理しています。国土の約5.8%を占め、年間3億人以上が利用しています。また、国定公園は全国に57か所あり、国立公園の次に豊かな自然を持つ地域として都道府県が管理しています。
そのほかにも世界自然遺産、ラムサール条約登録湿地、世界ジオパークなど多様で学術的価値が高い自然環境が守られています。